企業漫画が読まれないワケと、企業が活用すべき漫画の新たなスタイルを提示

エイチ・ヒノモトの企業漫画とラノベのブログ

報酬も無いのに、ネットで漫画を1000ページ以上描いた男が、企業漫画のコンサルティングをしながら、ブログでライトノベルを連載してみた。

漫画好きなニートが、自らネット漫画雑誌を立ち上げてみた。(仮想)034話

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成果と報酬

アフィリエイトってのは、ホームページには貼る、クリック型広告のコトだよ」

 

ボクは、萩原さん以外の四人に、アフィリエイトの仕組みを詳しく説明した。 

「え、えっと、簡単に言っちゃえば、ウチらのネット漫画雑誌を読みに来てくれた人を、企業とか依頼主のホームページに飛ばしちゃうんすね?」

原田妹は、懐疑的な印象を受けた様だ。

 

「な、なんか人聞きが悪いな。別に騙してクリックさせようとは思ってないから」

「でも、せっかく漫画を読みに来てくれた人に、宣伝するのもちょっとどうかと」

市川さんも、反対意見を述べる。

 

「ちょっと待って。二人とも、ネガティブに考えすぎてない?」

萩原さんが、反論を開始した。

「ウチらの雑誌を読みに来てくれた読者が、喜びそうな商品やサービスの広告を載っければいいんじゃない?」

 

「例えば、どんなのっスか?」「え、えっとだから」

「そうだな。漫画を読みに来てくれてるんだから、おすすめ漫画とか、アニメのサービスが良いと思ったんだケド」

 

「え、そんなの、選べるんスか?」原田妹にとっては、想定外だったようだ。

「ああ、今はアフィリエイトを仲介してくれるサイトもあるし、世界最大のネットショッピングの会社も、出品されてる商品をアフィリエイトとして紹介できるよ」

 

「そ、それじゃあ、こんなマンガや、これとかもっス?」

原田妹は、スマホ画面に色々な漫画を表示させた。

「あ、ああ。行けるは行けるケド、単価は安いかな」

 

「そ、そうっスよねえ。元が安いし、そこから出すワケっスから」

「でも、関連の映像メディアとか、フィギュアなんかも同時に紹介すれば、ある程度の売り上げにはなるんじゃないかな?」

 

「フィギュアまで、売れちゃうんスか?」「フィギュアも、単価は安いケドね」

「ちなみにお兄さん。単価が高い商品って、何があるんですか?」

「需要が多ければ、単価は上がる傾向にあるね。色々あるケド、キミたちの身近なモノで言えば、美容とか、ダイエット関連の商品やサービスは、高単価だって聞くね」

 

「え? 美容とか、ダイエットなんて、全然興味無いっスよ?」

明らかに無さそうな女子高生が言った。

「それ、自分が興味無いだけだろ? 大体の女性は、化粧品とかコスメとか、ダイエット法とかには、興味あるんじゃないかな?」

 

「そ、そりゃまあ、そうだね」「だってですよ、太ってたりしたら、ホラ・・・」

「女の子は、キレイで可愛くありたいんだよ」「これでも、一応は女子」

萩原さんも、市川さんも、大野さんも、山口さんも同意した。

 

「悪かったっスね。わたしは、漫画とアニメとゲームさえあれば、十分っス」

ふてくされる原田妹。

 

「でも、一応は少年誌なんだよね? 作者は全員、女の子だケド」

「ああ。だから流石に、化粧品やダイエットは厳しいな」

「ホラ。やっぱ、ゲームか、アニメか、フィギュアしかないっス」

 

「アニメは、サブスクリプトのサービスが、お勧めだね」

「サブスプ……なんスか、それ?」

「サブスクリプト。簡単に言えば、月額課金のコトだね」

「簡単に言って欲しいっス」

 

「例えばこのサービスだと、アニメ限定なんだケド、こんなのが見放題だよ」

ボクは、アニメの月額課金サービスの、アニメ一覧を原田妹に見せた。

 

「こ、こんなに見放題っスか? わ、わたしが今まで、わざわざ録画して、編集して、光学メディアに焼いていた苦労はなんだったっスかぁ?」

 

原田妹は、心の底から叫んだ。

 

 

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